脳腫瘍と三叉神経痛(5)

  御機嫌いかが? イズーです。

いよいよMRIです。初の体験で、クッソめんどくせーガドリニウム造影剤の血液検査もクリア。これで、やっと診断の詳細が分かると思うとちょいドキです。


 その日はまたまた嫁に車で病院まで送ってもらい撮影の説明を一通り確認、順番で言う~たら3番目だった。

影技師「はいイズーさ~ん、こちらへどうぞ~」

自分「ほいほい」

影技師「あらためてもう一度ききますが、ペースメーカー、除細動器、人工内耳、その他、体内に金属は?ないですね?」

自分「はい」

影技師「あと強い磁場の中での検査になりますので、貴金属類などははずして、検査着に着替えてもうちょっとお待ちいただけますか?あっ、ロッカーはそこのカドです。」

自分「はい・・・・えっ!マジこれ」

 この検査着ってのが超ダサかった。なんか昭和のやっすいラブホテルいったら、かならず、あった青色とピンク色でペアのぺらんぺらん寸たらずの、ガウン的なヤツ。むかしむかし、はじめてドキドキでラブホいったときに洗面所にあったので、さきにシャワー浴びて、それ着て待ってたら、その時の女の子に・・「え!!マジ??それ着る?ありえへんわ~~」っとごっつい小馬鹿にされたの思いだしました・・・・


 さてさて一応パンツはOKって事なので、パンツ一丁にその、ぺらんぺらんを着てスタンバイOKで撮影室3番の前で待ってました。

影技師「はいイズーさんこちらどうぞ~」


 撮影台に寝かされ、ベルトと固定具で頭と体を固定され、技師「痛み等異変があればすぐ、これを強くにぎってくだしさいね」っと軟球テニスのボールのようなものをにぎらされ、技師「うるさいのでね~」っと耳栓をされた(スポンジ的な安もんの耳栓)この時もっと耳の奥までギュッと耳栓つっこんどいたらよかったと後から後悔、技師「でわ、はじめま~す」


 結論、超~うっさい!!

はじめはコンコンとノックのような音から始まり、いろんな電子音と機械音のオンパレード、さっきのゆるゆるの耳栓をもっと耳奥につっこめばよかった。

 体感的に20分~30分くらいでひと段落して、造影剤を注射。それから、10分~15分くらいで撮影は無事おわった。撮影時間は自分の体内時計で45分くらいかな?
実際はもっと長いか短いか?ちょっちわかりません。

撮影も無事おわりいよいよ診察です、またまた脳神経外科、診察室12番のまえでまちます。(ちゃんとこの時もトップナイフの表紙をひろげてわかりやすく、読みながら)待ってた。


 さて診察の順番がきてMRIの画像をあらためてみせてもらった・・・・・・・

なんかデカっ!!

その画像がコレ・・・・・

 

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この白い部分が腫瘍らしぃ。なんか素人目にみてもごっついやんけ!
んで先生曰くこの手の腫瘍の専門チームがあるらしく。そちらにいってもらえますか?っときたもんだ。(なんやねんここでもたらい回しかよっ!!)とか思いつつ、今度は診察室8番の前でまたされた。

                                   
 またまたトップナイフを読みつつ待ってると、わりかし早い時間で呼ばれたので診察室にINした。

その先生は見るからに温和、ざっくばらんな感じの印象で、自己紹介、挨拶もそこそこに本題にはいった。

先生「どうします?取ります?」

自分「う~ん」

先生「お聞きになってるとは、思いますが、手術となると、朝からはじめても、晩になってもおわらないかもしれない大手術になります。」

先生「無事終わったとしても、後遺症もあるかもしれません、まぁこればっかりは、開いてみないとなんとも言えないですね。」

先生「稀に小さくなる人もいるにはいます。しかし本当に稀ですね」

 あえて言おう! (はっきり言う。気にいらんなっ!)
         (足は付いてないのか?)
         (あんなの飾りです、偉い人にはそれが分からんのですっ)

 いやいや、ちょい現実逃避してしまった。

先生「この腫瘍は、おそらく、10~15年もので仕事に関して言えば、5年前も10年前も存在したし、その時も潜水のお仕事されてましたよね?」

先生「ですから、なるべくなら、潜水しない方がいい。としか今の段階では私の口からは言えないです。」

先生「もし手術されたとして、後遺症とかでてしまうと、仕事もままならなくなる可能性もあります。」

先生「この腫瘍がどの程度の時間間隔で大きくなるのか、それを見極めてからでもいいと、思うんです。何回もいいますが、稀に小さくなる人もいます。」

先生「むずかしいところです。3か月単位、半年単位、または1年単位で経過を観察するのがいいのか、現段階では、判断しかねますね」

先生「お薬どうです?神経痛の方は?」

自分「全然大丈夫です、ひと月後にはなくなりそーですが・・・」

先生「では、とりあず、ひと月後にもう一回、診察と撮影しましょうーか?」

先生「今は、2㎝×3㎝の大きさです。」

先生「ひと月後にもう一回きてください。」

自分「先生、酒は?タバコは?」

先生「う~んお酒は日に一合、ビールなら500mlまでです。タバコはやめましょう!!」

自分「うそ!飲むでいいのん?」

先生「お酒は量さえ間違わなければ、良薬です。」「タバコはいい事一切ないです。」

自分「う~~~ん・・・頑張ります」


診断:三叉神経鞘腫(の疑い)

鑑別診断:髄膜腫

で、経過観察、次回はひと月後と言うー事になりました。


 この先この三叉神経痛とともにくらしていくのか?はたまた、頭カチ割って腫瘍を削除するのか、今の段階では、自分もわかりません。

 それでは、次回の診察後にお会いしましょ~


ではでは、ふるえてマテ!!